かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 が面白い。

かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦を買った。

経緯

普段、私はキングダムを読むためだけにヤングジャンプを買っているのだが・・・・・。
最近はもう私の中のキングダム熱が下火になりつつあってつまらなくなってきている。
そんな中、キングダム以外にもすごい面白い漫画があることに気づき、
最近はヤングジャンプ内の漫画を1から読みたいと思い、単行本を集めている。
その中の1つが「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦」である。

キングダムはキングダムで最高である。

冒頭からキングダムをディスってしまったが、決してつまらなくはない。
キングダムは45巻前後までは、中だるみすることなく、ずっと最高潮のまま突っ走ってきた。
これはこれで、ものすごいことである。

「ぎょう」攻略戦になり、一気にペースダウン。作中のキャラも「バカなんじゃないの?」みたいな描写が多く、
コマ割りも安っぽい左右対称の描写も増え・・・。ちょっと作者が別の人に代わったのでは?とおもうほどの凋落。
だが、45巻ぐらいまでは最高傑作なので、ぜひとも読んでもらいたい作品である。

かぐや様は告らせたいは学園系ラブコメである。

ラブコメ作品は、漫画雑誌の中でも「はしやすめ」である。少なくとも私の中ではそうである。
そんな私がラブコメ作品のコミックスを買うなんて、人生40数年で初めてのことである。
この私に単行本を購入させた、この事実だけでも「かぐや様は告らせたい」は偉大なのだ。

設定自体は良くある作品である。
主人公格の男女がお互いに好意があり、それをなかなか言い出せない。ってのは王道パターン。
だって、お互い好意を出してしまったらそれで作品が終わってしまうからである。

そして、「勘違い系」作品でもある。
キャラが相手の台詞を勘違いして別の解釈をして、話が展開していくのも王道系。
これ系でいうと、私は「エンジェル伝説」がまず思い浮かべる。漫画を見ながら声を上げて大笑いしたのは、「エンジェル伝説」以外にはあまりないかもしれない。

かぐや様は告らせたいは付き合ってからも面白い

「付き合うまでが楽しい」・・・不倫の王様、石田純一が言いそうなことであるが、これは現実世界も然り、ラブコメ作品も然りである。

ただ、かぐや様は告らせたいは付き合ってからも面白いのだ。
だんだん、主人公のふたりの距離が近づくにつれ、別キャラを登場させてそっちの話の展開も進めるって感じで構想の段階から良く考えられている作品である。

かぐや様は告らせたいはいつまで続くのか?

既にヤンジャン本誌では、主人公の2人が結ばれ、別のお話も終結しそうで、終わりそうな雰囲気でもある。
が、漫画内の時系列では今、3月で漫画内の10月までは続くとのこと。
今、既刊が19巻だから、30巻ぐらいまではいきそうか?

この作者ならば尻すぼみせずに完結させてくれるだろう。

今後も楽しみな作品である。